今日1日ぶりにACfaを起動してランクマッチに出かけて2連勝。累計CP(クラスポイント)30.12。この後サーバーのデータが吹っ飛んだりしなければAクラス昇格である。長かったっ……、本当にここまで長かった。この2ヶ月くらいずっとBクラスの10位くらいをウロウロしてた気がする。
レギュレーション1.20の後期から師匠の一人に薦められてWライを始め、段々勝てるようになって来たと思ったらXBOXの故障で1シーズン棒に振りCP消滅。さらに追い討ちをかけるようにレギュ1.30が配信され063の弾数低下やバーチェの燃費悪化で相手を追う事もままならず、1.40で燃費は改善されたものの弾数は依然変わらず、1対1ですら弾切れを起こすこともままあった。
保険の為に積んだ背中のグレネードが速度低下を生み、引く機体には何も出来ずに終了。タンク相手には弾が足りず、頑張って近付けばEN切れのところに超強化された機動レーザーのWトリガーやバズーカ・マシンガンが雨嵐の様に降り注いだ。そんな中二のWライ機。戦闘距離が噛み合う機体なら相手がランカーでも勝てたりするのに、引き重二やタンク相手では格下にもほぼ100%負ける始末。その度に何度Wライをやめようかと思ったか知れない。けれど実際違う機体を組んではみても、身に染み付いたWライ根性は抜けず、やっていても気分良く戦えなくてすぐにいつもの機体に戻った。
しかし、そんな日々ももうお終いだ。「この中二Wライ機でAクラスまで行く」と決めて、今日それが叶った。このレギュにおいてAクラスに上がる事は、機体次第ではそんなに難しくないんだけれど、この30.12ポイントは泥水を啜る様にして掻き集めた30ポイントである。どうにもならない相手には何度やっても100%負ける。それが分かっていても対戦が組まれれば逃げずに試合を始めて轟沈し、CPはガンガン減っていく。2回勝っても1回負ければチャラの倍率で、どうにかなる相手を100%どうにかして来て集めた30ポイントなのだ。本当にもうヘトヘトで、もしAクラスに行けたらこのゲームやめてもいいかも知れないなぁ、と思った。実際この先このゲームをどの位の頻度でやるか今の時点では想像出来ない。
けれども、自分で決めた目標に、途中弱気になったりぐらいつたりしたけれど到達出来た事を幸せに思う。そしてこの機会に、これまでお世話になった人のゲーマータグを勝手に晒して感謝の意を表したいと思う。
- inosuさん
- 「果てしない物語(アーマードコア・フォーアンサー)」で書いた「師匠オブ師匠」とはこの人の事で、話した時間はそんなに多くは無いけれど驚天動地の機動を惜しげもなく披露してくれて、このゲームの天井の高さと、どんな相手だろうがまっとうな機体でまっとうに戦ってちゃんと勝てるという事を身をもって証明してくれた。この人に会っていなかったら、ブレホAAや加速コジマが跋扈していた1.20時代にそちら側に転んでいたかも知れない。
- StandardROKIさん
- 1.10時代からタイマン部屋でお世話になっていた「師匠」の一人。知っている人の中で一番死なない人。本当に死なない。1.20の時に同じ部屋になったのを機会にお礼を言って以来、アセンの事、スタビライザーの事、wikiにも書いていないようなトピックを本当に数え切れない程教えて貰った。腕マシ+レールキャノンでうだうだやっていた自分に「Wライをやると上手くなりますよ」と薦めてくれたのもこの人で、この言葉が無かったら今の自分は存在しない。どんなミサイルも華麗に避けるこの人の背中を見続けたせいで、自分のアセンからは早々にミサイルが消えた。このレベルの人達にはミサイルが当たらないんだから、相手の攻撃を避けつつライフルを撃ち続けるしかないんだと、開き直れたのもこの人のおかげである。
- AC FALFENRIR005さん
- 出会った当時は別の名前だったが、次の名前になった辺りから毎晩延々と遊んで貰い、パラメータの意味をとても詳しく教えてくれた。特に安定性能と反動武器の命中率の関係や、連射武器における射撃安定の重要性、射撃精度の意味など、最低レベルの火力で何とか戦える機体を組めているのはこの人のおかげである。またあらゆる武器、あらゆる戦法をアセンで具現化し、それを披露してくれたのも貴重だった。この人が鍛えてくれたおかげで大抵の武器は既知の物となったのである。
- SainteMillonさん
- AC FALFENRIR005さんと一緒に毎晩遊んでくれた。この人の穏やかな人柄は、ついつい勝ち負けに拘泥してしまう自分を戒める良い機会となった。まだ負けると悔しいし、勝つとスッキリするのだが、本当はいつかこんな風にプレイ出来る様になりたいと、密かに憧れていたりするのである。最近見かけなくてちょっと寂しい。
- melmaidさん
- いつ戦っても、ヒリヒリするような勝負をしてくれる人。現ランカーであり、俺などこの人の足元にも及ばないのだが何かが根本的に噛み合うのか試合の密度が異様に濃くなってしまい、無駄な時間や読み違いの様な物が発生しない。お互いの考えている事が分かる。交差の後お互いの位置がレーダーを見なくても分かる。演舞の様にクルクル回りながら避け合い、撃ち合いを時間いっぱい続け、どちらかの弾切れで幕を引く確率もずば抜けて高い。試合後の疲労度は他の人1.5倍、満足度は勝っても負けても3倍くらいである。相手の長所を抑え込んで自分のペースで試合を優位に進めるというのが本来の勝負の筈なのだが、何故かこの人は俺の実力の全てを引き出してくれる。ヘトヘトになるので日に5戦くらいが限度なのだが、今一番気持ちよく戦ってくれる人である。
- dai2112mさん
- フレアの弾数増加でミサイル搭載率が1.20の頃と較べて激減したが、その中にあってミサイル道を突き進む人。この人が様々なミサイルの組み合わせで俺を追いまくってくれたおかげで、ボケッと正面から撃ってくるようなミサイルには何の脅威も感じなくなった。こちらはミサイル回避の研究を、向こうはミサイルの組み合わせと当て方の研究を延々やり続け、やられる度に「もう一回いい?」と尋ねる俺に嫌な顔もせず付き合ってくれた事は、フレアを搭載出来ないグリントコアを使う身としてはとてもいい練習になった。
- aluiluさん
- ガチガチのランカーで毎夜タイマン部屋にお邪魔しては何も出来ずに帰って来た。大してENに余裕のない重二に引き切られて、自分の機体の弱点を完膚なきまで教え込まれた。引かれても嫌な気分にならなかったのは、この人の上手さが際立っていたからだろう。毎度毎度追うんだけど追い切れないWライ機を嫌な顔ひとつせずに相手をしてくれた。ある日いつもの様に試合を始めたら何故か相手もWライ機になっていて、3戦とも勝ってしまったのだが、その後「触発されて組んでみたけど勝てないなぁ。どうしてだろう。」というメッセージが送られて来た。こんなに安定して強いのにまだ他の可能性も試してしまうその貪欲さが恐ろしくもあり、その潔さがとても爽やかだった。結局対重二に関しては何の対策も立てず仕舞いでランクマッチでもほぼ全敗だったが、上手い人が使う重二はこの機体では削り切れないな、という事が判明しただけでも収穫だった。
- SergeantNorichさん
- このゲームを紹介してくれた人であり、ミッションをクリアする事すらままならなかった当時の自分に、まさに手取り足取りアーマードコアのいろはを教えてくれた人。この人がリアルフレンドで無かったら、この1年間の良くも悪くもヒリヒリするような時間は得られなかったし、上に挙げたり挙げなかったりした沢山の人と過ごした時間も手に入らなかったのは間違いない。1年間という長さは簡単な国家資格の一つや二つ取れる位の時間だが、家で仕事をして家族以外と話をする機会の殆ど無い生活の中にあって、オンラインでチャットしながら戦った2000時間に及ぶ時間は、とても貴重な経験だった。
- バグバグsbr063GRさん
- 1.40になってからずっと君を使って来た。ソブレロジェネは相手に追いつく頃にはENが底を突いていたし、メインブースターのバーチェは空を飛び続けられなくて地面に降りてはグレネードを喰らいまくっていた。けれどグリントフレームメインの機体は実弾、レーザー共にそこそこの防御力を発揮したし、内装を軽いパーツで揃えたおかげで中二とは思えない瞬発力で敵と交差する事が出来た。PA性能は低く遠目から当たるマシンガンにすらPAを剥がされる始末だったけど、それでも突っ込んでくる敵には高い安定性能で背中のグレネードを真正面から叩き込む事が出来た。引く相手にはてんでダメだったけど、前に来る相手にはまず負けなかった。プレマでは時々他のアセンも試したけど、結局ランクマッチでは君頼みだった。出来ない事、勝てない相手も多かったけど、何百時間も君だけを使い続けたおかげで、君に出来る事、君が勝てる相手を知り抜く事が出来た。深夜の友人達に「lsxiloさんはWライじゃないと全然怖くないなぁ」なんて名誉なんだか不名誉なんだか良く分からないお墨付きを貰ったのも、君を使い続けたおかげだと思う。俺がもう少し上手ければもっと勝てたかも知れないけれど、今はこれが精一杯。君と一緒にやってきて、君とAクラスに行けて本当に良かった。
- 最後に妻と娘に
- 本当ゴメン(笑)。明日から他のゲームを始めるよ。今まで温かく見守ってくれてありがとう。