unlimited blue text archive

7月アニメ考査(第1段)

作成年月日
2006年07月17日 02:42

『涼宮ハルヒの憂鬱』が良かったおかげで、チェックのハードルが上がってしまい第一話放送時にはどの番組も軒並み蹴落としそうになった。なんとか平静を取り戻しつつあるが勢いで即切りしてしまった番組が多数出てしまい、今回の採点の俎上にすら上れなかったものが多い事を最初にお断りしておこう。

即切り

放送事故寸前

期待薄

期待株

番外


『貧乏姉妹物語』
丁寧に作っているように見えるが根源的なキャラクター描写が我が家の禁忌に触れてしまい、満場一致で即切り。平気な人にはいいアニメかも知れない。
『出ましたっ!パワパフガールズZ』『つよきす Cool×Sweet』
見る気が起きず途中で消去。
『ゼロの使い魔』
主役2人の声優が『灼眼のシャナ』と同じ組み合わせなので新番組を観てる気がしなかった。
『ちょこッとSister』
意外とイケるのかも知れないが、気力が無くて挫折。悪い事をしたかも知れない。
『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』
巷で話題沸騰の『MUSASHI 〜GUN道〜』に匹敵する超ロークオリティアニメ。どの辺が酷かったかは日刊スレッドガイドのページを見て貰えば分かるかも知れない。アニメ第1話は原作には無いオリジナルストーリーらしいが、脚本、作画共にどんなに時間が無くても毛先程の脳細胞があればこんな物は作れないという位の代物。
『まもって! ロリポップ』
誰にも聞かれてないのにキャラクターが勝手に夢や大義を延々と語りだすアニメ版『真剣十代しゃべり場』。しかも第2話にして中割り無しのカットが濫発。女の子向けアニメでこんな有様になってしまうのは珍しいな。
『コヨーテ ラグタイムショー』
制作ufotableという事で作画がいいだけで話が今一つ面白くないアニメを想像していたが、やっぱりそんな感じだった。頑張っている感は伝わってくるので、もう少し様子見。
『N・H・Kにようこそ!』
原作がこうなっているんだろうが、ひきこもりの主人公にリアリティが感じられず。かと言って笑えるかというとこれも微妙。第2話で回復しなければ切ろう。
『となグラ!』
即切り寸前だったが第2話がそこそこ面白かったので踏みとどまる。
『おとぎ銃士 赤ずきん』
この手のアニメはどうしても『カードキャプターさくら』と比較してしまい、ついつい切り捨ててしまうが馬鹿なやりとりが滑らずに笑えたのでもう少し様子見。せめて戦闘シーンがもう少し動いてくれれば良いのだが。
『僕等がいた』
まるで期待していなかったが良い意味で漫画をそのままアニメにしたような感じ。ストーリーは原作通りの導入だと思われるが(原作未見)ヒリヒリするような緊張感がたまらん。ただ個人的に監督の大地丙太郎は最近「終われない病」に罹っているように思うのでそこが心配。
『無敵看板娘』
素晴らしく馬鹿。アニメらしい面白さと動きで退屈しない。
『学園アリス』
これは新番組では無く再放送なのだが、未見だったので新番組扱い。現在4話まで観たがビックリする程いい出来。全滅マーチが鳴り響く中殿堂入りの予感。