例によって月末なので仕事が忙しく日記が滞るのだが、コレだけは忘れない内に書いておこう。
飯を食ってる時にほっぺたに付いた御飯粒を指して「おべんとうついてるよ」と言うのを初めて知ったのは二十歳を過ぎてからだった様な気がする。何かの漫画かアニメで観たのだろう。
両親ともそういう言い回しは一度もせず「ほっぺたに御飯粒がついてる」と普通に言っていた。まさに晴天の霹靂、ほっぺに付いた食べかすの事を「おべんとう」と言うのか、とビックリしたのだが何故それが「おべんとう」なのかまるで分からなかった。
しかし今日起きがけに夢の中で有り難い啓示があり、全ての謎はいっぺんに解けてしまった。
「そうか!その御飯粒に気がつかずにどこかに出かけて、出先でそれに気付いて食べればそれはまさしく『お弁当』(携行食料)足り得るではないか!」
気付かなかったー。深く考えた事は無かったがどうもピンと来なかった「おべんとう」が今、コレ以上無い位にしっくりする。世間では常識なのかもしれない(あるいはまるっきり別の由来があるのかもしれない)が、積年の突っかかりが取り除かれた俺は今、とても晴れやかな気分である。